AI新世 人工知能と人類の行方 (文春新書) 作者:小林 亮太,篠本 滋 文藝春秋 Amazon AIの進化と今後の人類とAIとの関わりについて語られた本なのですが、タイトルの「AI新世」というのは、斎藤幸平さんの『人新世の「資本論」』のヒットでクローズアップされた、地質学上の区分で、人類の繁栄が地球環境に多大な影響を与えているとした「人新世」という区分を設けられたということですが、同様のインパクトをAIが与えるのではないかということで名付けられたようです。 この本では、出版時点の2022年でAIにどういうことができて、それがどのように活用されているのかということを紹介されるとともに、今後どの…