陸上自衛隊大宮駐屯地(さいたま市)の第32普通科連隊が、X(旧ツイッター)の投稿で、アジアへの侵略戦争を美化する考えがあるとされる「大東亜戦争」という言葉を使っていた。政府は現在、公文書などでこの言葉を使っていない。自衛隊を巡っては、幹部らによる靖国神社の集団参拝などが明らかになっており、戦争への反省が薄れているとの指摘も出ている。 ◆硫黄島での式典について紹介 同隊は、先月末に硫黄島(東京都小笠原村)で開かれた日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式に参加したことを5日の投稿で紹介。硫黄島の説明として「大東亜戦争最大の激戦地」と表現した。 「大東亜戦争最大の激戦地硫黄島」と表現した投稿の一部(陸上…