1957年(昭和32年)6月4日、航空自衛隊の練習機T-33が墜落します。操縦していたのは太平洋戦争時、陸軍の撃墜王で陸軍史上最年少の飛行隊長だった小林照彦です。小林は飛行機が住宅地に墜落し被害が出ないように最後まで操縦し、そのまま命を落としました。 (帝都防空の要:陸軍調布飛行場) 太平洋戦争も1944年(昭和19年)後半になると米軍による日本本土の空襲が本格化し、首都東京(当時は帝都)も空襲に襲われます。この帝都の空を守ったのが、調布にあった陸軍飛行場から出撃する航空部隊でした。下の写真が陸軍調布飛行場、現在は東京都の調布飛行場です。長い滑走路があるのがわかると思います。 現在の調布飛行場…