喫茶ドードーや伝言猫シリーズで有名な標野凪さんの小説です。 キャフェチェリーブロッサムが舞台で、庭にあるヤマザクラが語り手です。 主人公は緋桜(ひお)という女性で、祖母は宿を、母が夫が料理をするレストランを経営し、緋桜に受け継がれたお店は季節の和菓子と茶を出すものとなり、名前もキャフェブロッサムになったそう。表紙やタイトルのイメージとは違って和菓子が出てくる作品で、とても嬉しかったです。最近ね、私自分がどうしたいのかちょっとモヤモヤとしていました。 そのせいで人と関わっていてもちょっとぎこちなくて。 大切な人が欲しいけど、でも進むことのできない自分もいると感じていて、そのため焦りもあるけどでも…