※作品内のことも触れます。これから読む方はご注意願います。桜が満開になった頃に本屋さんでピンときて購入しました。3月の新刊だそうです。 人の想いの素敵さを沢山感じた小説でした。人の感情が音として聴こえる香澄とピアノの道を諦めた亮介の恋愛ストーリーです。 脚本家の方が書いた小説ということで、確かに映像作品にしやすそうな雰囲気の小説でした。 小説には当然画像も音もないけど、実際に映像を観ていてその場で色んな曲や音が聴こえてきているような感覚になりました。亮介がコーヒーショップで働く香澄に一目惚れをしたところから始まるけど、実は中学生の時同級生で、その頃から淡い気持ちがあった2人が主人公です。運命の…