少し前から読み進めていた本が読み終わりました。 西田征史さんの『小野寺の弟・小野寺の姉』 この本を手に取ったきっかけは以前にも書きましたが、札幌パセオの閉店の際に立ち寄った弘栄堂書店で、書店員さんのオススメのポップを目にしたからです。 dailyparcel.hatenablog.com 両親を亡くし、その後も一軒家で一緒に暮らす姉弟の話です。 それぞれの目線からの短編からなるリレー形式で読みやすい。 日常の切り取り描写が続いていく小説なのかと思っていたら、最後にちゃんと泣かせてくれました。 気がつけば姉は40歳、弟は32歳の大人になり、それでもずっと一緒に暮らしています。 それが何故なのかは…