皆から怖れられる公安局長は強面で責任感が強いだけで優しい女性であるという話。 カンナは狂犬と称され皆からビビられており、先生も顔色を窺いながら仕事をしてしまう。 だがカンナはフツーに真っ当で理性的な対応をし、やたらと理不尽に怒らないことが判明。 張り込みの際には眠くなるからと食事を摂らないという強情な側面も。 (先生の行動が異常で何度も拒絶されるのに執拗に張り込み現場に食べ物を持って来るのは……) ストレス発散の為に屋台に入り浸る姿は正に疲れ果てたキャリアウーマンという感じ。 最後は自分の強面を少し気にしている側面のあるカンナを垣間見ることができる。 尾刃カンナのキャラクター表現とフラグ生成過…
ブルアカのバレンタインイベントでは、生徒一人ひとりが先生に対してプレゼントを贈るために個別のストーリーが用意されている。このチョコが実に個性溢れるものであり、キャラの人格や先生との関係性を踏まえた上で、各生徒が先生を想いながらあれこれと悩んで準備したものとなっている(という設定である)。またバレンタインという性質上、先生への日頃の想いを言葉にして伝えるものとなっているため、先生との親密性が濃いシナリオが綴られることになる。そのためバレンタインストーリーを読むことで先生と生徒の関係性について解像度が深まり、よりキャラ理解が深まるというわけである。よってここでは各キャラのバレンタインストーリーを分…
随時更新。C103の二次創作において覇権を握ったブルーアーカイブ。ここでは大人気作品ブルアカの同人誌においてキャラクター表現やフラグ生成過程がどのように表現されているかを分析するため、各作品群を読み感想をメモしていくこととする。一応現在の分類は作者名順。 【目次】 Б「愛い憂い魔術師にウイニングショットを!」(Ballistic onahole) ereere「はじめてをきみと」(情緒不安定) GEKO「放課後なか○しティーパーティー」(おほしさま堂) Yuzuki「アオハルリフレ」(YUYUHIYU) あびすぐる「暴走した先生に押し倒されてSEXする本」(空想モノクローム) 綾瀬水音「バニー…
ブルーアーカイブはキャッチコピーの一つに「物語」を掲げているように、シナリオにかなり力が入れられており、ノベルゲーとしても高い評価を得ている。ブルアカには主軸となるメインストーリーの他に様々なシナリオが用意されているが、生徒一人ひとりの人物像を掘り下げる所謂「個別ルート」がある。それが「絆ストーリー」であり、フラグ生成過程(先生との関係性の構築)が丁寧に描かれている。これがブルアカが人気を誇る要因の一つとなっている。よってここでは各生徒の絆ストーリーを分析し、一覧としてまとめておくこととする。※ブルアカの年齢は年度初めのもの。そのため年齢と学年が合わないヒロインは留年説が匂わされている。該当す…