山口路子さんの「言葉」シリーズ。 今回は、「マリリン・モンローの言葉」(山口路子 著、大和書房、2017年2月初版) マリリン・モンロー。 この著名な人について、私はほとんど何も知らず。 名前を聞いてパッと浮かぶのは、ホルターネックの白いドレスが地下鉄の通気口の上でひるがえっている写真、アンディ・ウォーホルの絵、"モンロー・ウォーク"という言葉。 それ以外に何も知らなさすぎて、思い入れも、偏見も、どちらもない状態で手に取り、「はあ、こんな人だったんだぁ...」と思いながら読み進めました。 稀有な魅力と劣等感 改めて知ったのは、本当に格別な魅力を持つ人だったんだなぁということ。 そして、それ以上…