ホツマ辞解⑰で「かも」「あも」「みたらし」を取り上げました(104号令和元年8月)。「上下」をへだてなく慈しむ心がけが、「斗の教ヱ」の根幹にあるのですが、それを表現する重要語句が「(み)もすそ」です。 天縫(ぬ)うなる 御衣(みは)の所縁(ゆかり)は清御師使(サヲシカ)の 裳裾(もすそ)に満つる恵み縫うなり 【フトマニ5番筮歌 大吉の卦】 というフトマニ歌や、 『裳裾の 民を撫でつつ サオシカの 清きに尊は ありと言えき』28文 『神裳裾の サコクシロ内 改めて アマテル神の 内つ宮 八百仕ふ守 侍べりて ヒモロケ捧げ 天に応ふ』28文 『時に神 眼を開き曰く 汝よく 忘れず来たる 裳裾よ 乞…