北海道の自宅の庭の写真が豊富に掲載されているエッセイです。 著者は元幼稚園教諭。 結婚、出産を経て今の家に移り住んでしばらくしてから体の痛みなどの症状が出て、現在は車椅子を使って生活していらっしゃいます。 車椅子でもここまでできるんだと驚くほど色彩豊かなお庭。 魅力的な庭にするためのコツも書かれています。 また、症状はあるのに何の病気かわからない「未診断疾患」の当事者としての思いも語られています。 精神的なものではないのか、詐病(仮病、気のせい)ではないのか……。 そのような周りからの言葉や態度に向き合ってきた日々のことを知るととても胸が痛みます。 医療従事者からもそのような目で見られてきたと…