元衆議院議員。 1962年9月20日北海道札幌市生まれ。早稲田大学教育学部卒業。菅直人衆議院議員の秘書を経て、1989年に都議会議員に初当選。その後、1996年10月、衆議院総選挙に東京21区より出馬、初当選。2000年6月に再選。 2000年9月に秘書給与詐欺で逮捕され、2001年2月に懲役1年6ヶ月の実刑判決を受け、服役する。 2004年8月に服役中の体験を綴った著書「獄窓記」が新潮ドキュメント賞を受賞。
2025年6月16日、れいわ新選組は2025年7月予定の参議院選挙東京選挙区において、元国会議員で社会活動家の山本譲司(山本ジョージ)氏を公認候補予定者に決定しました。 山本譲司氏の経歴 山本譲司氏は1962年9月20日生まれ、北海道札幌市出身、佐賀県育ち。早稲田大学教育学部で政治学を専攻し、1985年に菅直人元首相の公設秘書を務めました。1989年に東京都議会議員(立川市選挙区)に初当選し2期、1996年に衆議院議員(民主党所属)に当選し2期務めました。2000年に秘書給与詐取事件で逮捕され、2001年に懲役1年6ヶ月の実刑判決を受け服役。 出所後、知的障害者入所更生施設の支援スタッフとして…
山本譲司著『累犯障害者』新潮文庫 ここにはいわゆるタブーがある。 ゆえに、必読なのである。 本作は触法障害者の実態に迫ったノンフィクション。 繰りかえし犯罪をおこす身体障害者、および知的障害者についての取材と考察である。 著者は元衆議院議員、山本譲司。 かつて政策秘書給与の流用事件で有罪判決を受け、獄中の身となった。 その塀の中で、彼の心をゆさぶったのが障害を持つ囚人たちの存在なのである。 自力ではトイレすらこなせない者もいる。 収監された理由すら理解できない者もいる。 はたまたそこが獄中であることすら認識できない囚人までいたという。 障害の種類や程度も関係なく、彼らは十把一絡げに法廷へと送り…