杉元が無意識に内包する「役立たず」であるという自罰意識を岩息が救済する話。 暴力による自己表現を尊ぶ岩息だからこそ暴力でしか自罰意識を表現できない杉元を救える。 氷が割れて冷水に落ちバーサク状態から解除されるオチとなるが杉元は確かに救われたのだ。 殴り合うことでお互いを理解した先遣隊は、岩息殺害をやめ刺青の写しを入手する方針へ。 むくつけき男たちがロシア式蒸し風呂で語り合う描写が今回の見どころである! 杉元は自らが役立たずであったという無意識下の自罰に苦しみ続けてきた 合理的と評される杉元が、合理的な説得で非合理を通すが、全然合理的じゃなかった スチェンカなどせず岩息を殺して刺青を剥ぎ取ろうと…