今回の「全国神社お参り旅」では、富山県富山市の岩瀬諏訪神社を参拝いたします。 富山駅から岩瀬浜駅までは、かつてローカル線の富山港線が走っていましたが、今は富山ライトレールと名前を変え、路面電車と一体化した観光路線として蘇りました。その終点である岩瀬地区にあるのが岩瀬諏訪神社です。 創建は万治2年(1659)といい、神通川の河口にあたる岩瀬地区の住民が、安全無事を願った鎮守様として信仰を集めてきました。諏訪神社という名のとおり、御祭神は長野県の諏訪大社と同じ建御名方神(たけみなかたのかみ)です。 岩瀬地区のなかでも旧北国街道沿いの街並みは、江戸時代に北前船の寄港地として栄えた面影を残す情緒豊かな…