経皮的椎弓根スクリュー(PPS; percutaneous pedicle screw)で、S1スクリューを入れるときに、腸骨棘が邪魔になり、スクリュー刺入点が内側になったり、角度が外側に向いてしまったりすることがありました。やむを得ないものと思っていましたが、 MISt手技における経皮的椎弓根スクリュー法―基礎と臨床応用 にそういった場合のコツが載っていました。 スクリューを入れようとすると、上後腸骨棘に干渉する場合には、ノミで、落としてしまえばよい、ということです。 言われてみればその通りです。 ノミではなく、別にドリルで落としてもよいでしょう。普段、腸骨を削ったりという習慣がなく、目から…