一条真也です。『天龍源一郎の女房』嶋田まき代/嶋田紋奈著(ワニブックス)を読みました。プロレスラーの家族や私生活について書かれており、さらにはグリーフケアの要素もあって興味深い内容でした。著者は「ミスター・プロレス」と呼ばれた天龍源一郎の妻(故人)と長女です。天龍は、9月に頸髄損傷の手術を行い、現在も入院中です。彼の親友だった三遊亭円楽が9月30日に、ともに昭和プロレスを盛り上げたアントニオ猪木が10月1日に2日連続で亡くなりました。残された天龍の心中を思うと、胸が痛みます。 本書の帯 本書のカバー表紙には、長女の初宮祝いをする天龍夫妻の写真が使われています。帯には親子3人のスリーショット写真…