プロレスラー。1938年1月23日〜1999年1月31日。 新潟県三条市出身、故人享年61歳 本名・馬場正平。 全日本プロレス創始者であり、タレント活動もたくさん行っていた。 プロレスの世界に入る前はプロ野球・読売ジャイアンツの投手だった。 キャッチフレーズは「世界の巨人」(アナウンサー、若林健治の命名) 日本人初のNWA世界ヘビー級選手権王者。
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一条真也です。『侍レスラーの反骨のプロレス熱闘記』越中詩郎著(青春新書)を読みました。東京スポーツ新聞社の東京スポーツ紙および東スポwebに連載された「GET BACK~反骨のサムライ血風録~♯1~30」をベースに、新たに追加した項目を加えて編集し、書籍化した本です。著者は、1958年東京都出身。高校卒業後に就職するも、プロレスラーになる夢をあきらめきれず、78年7月に全日本プロレス入団。79年3月5日に園田一治戦でデビュー。83年4月、ルー・テーズ杯争奪リーグ戦で三沢光晴を破り優勝。翌年、三沢とともにメキシコへ遠征し、サムライ・シローの名で活躍。85年より新日本プロレスに戦いの場を移し、高田…
一条真也です。『力道山』斎藤文彦著(岩波新書)を読みました。「『プロレス神話』と戦後日本」というサブタイトルがついています。著者は、1962年東京都杉並区生まれ。プロレスライター、コラムニスト。ブログ『プロレス入門』、ブログ『ブルーザー・ブロディ 30年目の帰還』、ブログ『忘れじの外国人レスラー伝』、ブログ『猪木と馬場』などで紹介した著書、ブログ『プロレス社会学のススメ』で紹介した共著があります。 本書の帯 本書の帯には、リング上でチャンピオンベルトを巻いて両手を上げた力道山の写真が使われ、「国民的ヒーローの誕生、戦後の熱狂、テレビの発展・・・・・・」「それはなぜ、プロレスでなければならなかっ…
Kindleで読んだ最近の本。 プロレス本ですが、知らない話も多く、面白かったです。 1964年のジャイアント馬場 わたしと馬場さん 馬場のすごさ 1964年 その後のプロレス 妄想 1964年のジャイアント馬場 1964年のジャイアント馬場 (双葉文庫) 作者:柳澤健 双葉社 Amazon 柳澤健さんは「****年の****」シリーズで人気。 プロレス物が多いので、よく読んでいます。 1993年の女子プロレス (双葉文庫) 作者:柳澤健 双葉社 Amazon 2000年の桜庭和志 (文春文庫) 作者:柳澤 健 文藝春秋 Amazon 1985年のクラッシュ・ギャルズ 作者:柳澤 健 文藝春秋…
「薀蓄好きのための格闘噺」 「薀蓄好きのための格闘噺」夢枕獏 格闘技への愛情の深さが感じられるエッセイ集。 特に興味深いのが、「日本書紀」に出てくる当麻蹴速(たいまのけはや)に関する考察と、ジャイアント馬場に関する考察だ。 当麻蹴速といえば「力自慢なのに出雲の野見宿禰(のみのすくね)に蹴り殺された男」という程度の認識しかなかったが、夢枕獏によると、格闘家として非常にかっこいいセリフを残した人物だったようだ。 日本書紀に記述されている「四方に求むに、豈我が力に比ぶ者有らむや。何とかも強力者に遇ひて、死生を期はず、頓に争力すること得てむ」(=この世におれより強い男はいるのか。何とか強い男に出会い、…
一条真也です。『美しく枯れる』玉袋筋太郎著(KADOKAWA)を読みました。著者は、1967年、東京生まれ新宿育ち。高校卒業後、ビートたけしに弟子入りし、1987年に水道橋博士とお笑いコンビ「浅草キッド」を結成。芸能活動のかたわら、多数の本を手がけ、小説デビュー。社団法人「全日本スナック連盟」を立ち上げ、自ら会長を務める。主な著作に、『粋な男たち』(角川新書)、『スナックの歩き方』 (イースト新書Q)、『痛快無比!プロレス取調室~ゴールデンタイム・スーパースター編~』(毎日新聞出版)、『新宿スペースインベーダー 昭和少年凸凹伝』(新潮文庫)などがあります。 本書の帯 本書のカバー表紙には、花札…
一条真也です。『馬場さんの話、もっと聞かせてください』語り手:馬場元子、聞き手:棚橋和博(ジョイフルタウン)を読みました。新潟にある出版社から刊行されたインタビュー本です。ジャイアント馬場夫人ならではの全日本プロレス裏話が興味深かったです。 本書のカバー下部 本書のカバー表紙には、ジャイアント馬場と元子夫人の写真が使われています。表紙の下部にはガウン姿の馬場の雄姿とともに「ジャイアント馬場を心から愛した新潟の編集者・棚橋和博が遺した馬場元子さんへのロングインタビュー」「妻・元子さんがかたり尽くした『ジャイアント馬場』」と書かれています。 本書のカバー裏の下部 裏表紙の下部には、「世の中が変われ…
こんばんは。明日からプレミア12で侍ジャパン対アメリカ戦がありますね。 あと、紅白には岡崎体育くんを出して欲しかったなあ…。 さて、先ほど俳優の火野正平さんが75歳で亡くなったというニュースがありましたね。 若い頃は浮名を流し「プレイボーイ」と呼ばれ、 後年は自転車で旅する人のイメージがありましたね。 ご冥福を祈ります。 火野正平(1949-2024)
一条真也です。『力道山未亡人』細田昌志著(小学館)を読みました。ブログ『沢村忠に真空を飛ばせた男』の著者の最新作で、第30回「小学館ノンフィクション大賞」受賞作です。三度の飯よりもプロレスが好きだったわたしでも知らなかったことがたくさん書かれており、非常に読みごたえがありました。 本書の帯 カバー表紙には、本書の主人公である田中敬子氏と力道山が新婚旅行に出かけるときのJAL機の前の写真が使われ、帯には「発売即大重版」「遺された負債は30億円。」「英雄の死後、妻の『戦いのゴング』が鳴った」「第30回『小学館ノンフィクション大賞』受賞作」と書かれています。 本書の帯の裏 帯の裏には「選考委員、絶賛…
馬場氏の靴サイズ(米規格16号)を記者が勘違いし16文(約38cm)と命名。
9、赤い王道 大阪から東京方面に向かう新幹線のぞみ号のグリーン車の中。先ほどまで陽気に話していたQと船橋。さもするとそれは他の乗客にとっては迷惑だったかもしれないが、日曜の割にはすいていたこともあり、周りには人がいなかったのが幸いだった。その二人が急に声を潜めて話し始めた。もし周りで二人の話に聞き耳を立てている人がいれば、ひょっとしたら身を乗り出したかもしれないほどの声で、Qは船橋に語りかけた。 「船橋さん、実はねえ、その太田さんも最初は新社長公募で応募してきたんだけど、やはり前例に漏れず、数ヶ月で無理だと判断したんだと思うんだよね。たぶん……」 「やめちゃったんですか?」 「普通の人だったら…