作家。 1951年1月1日生まれ。神奈川県小田原市出身。 1977年、『カエルの死』が雑誌「奇想天外」に掲載されデビュー。 1989年、『上弦の月を喰べる獅子』で第10回日本SF大賞を受賞。 1988年より、陰陽師・安倍晴明を主人公とした『陰陽師』シリーズを書き始める。 2001年『神々の山嶺』(原作)で第5回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。
小川洋子『妊娠カレンダー』 今日は読書の話題です。まず、小川洋子の『妊娠カレンダー』。 芥川賞受賞作で、書かれたのが1991年だから、もう35年前の作品になる。文庫本には『妊娠カレンダー』と、他に2つの短編が収録されている。 半年ほど前に読んだ『完璧な病室』は、その少し前に書かれた最初期の作品集で、その感覚的かつ官能的な表現が過剰なまでに溢れていたが、この3編はより平易で読みやすい文体の中に、それがうまく溶け込んでいる印象だった。もともと文体や描かれている世界が好きな作家なので、気持ちよく読み終えることができた。 それは個々の作品に対する感想。 「妊娠カレンダー」 出産を控えた姉と同居する「わ…
1 本書の概要 夢枕獏さんの陰陽師シリーズの新刊です。 陰陽師 氷隠梅ノ巻 (文春e-book) 作者:夢枕 獏 文藝春秋 Amazon 陰陽師の安倍晴明と源博雅が不思議な事件を解決する短編集。 今回は8作品がまとめられていました。 いつも通りのおもしろさなのですが、少しパターン化が強かったようです。 博雅が晴明と酒を楽しむ。 博雅のよい気分を晴明が呪で説明しようするが博雅が嫌がる。 事件の依頼が舞い込み、二人で出かける。 晴明が陰陽の術で解決する。 まあこんな感じですが、博雅と晴明の冒頭のやりとりがもう定型化していて、安心といえば安心、またかといえばまたか。 この辺り多少の変化球がほしい気も…
1 本書の概要 夢枕獏さんの怪奇短編集です。 陰態の家 夢枕獏超越的物語集 作者:夢枕 獏 文藝春秋 Amazon 短編と超短編が混じっており、各作品の間に関連はありません。 独立した短編が収められています。 怪奇は怪奇なのですが、そこは夢枕獏さん、あまり怖くない感じとなってます。 批評すると、かなりのネタバレとなってしまうので、その辺りはご勘弁をいただきたいと思います。 2 アイデア勝負 短編というものは性質上、どうしてもアイデア勝負になってしまいます。 本作もそういう作品が詰め込まれています。 冒頭の作品は、夏目漱石とシャーロック・ホームズが知り合いだったという設定。 夏目漱石はイギリス留…
ネタバレします。 其の十二「矢返し」 矢場の女である”お時”は尻を触ってくるような野郎には容赦はしない。 が、姿の良い若侍に好意を持っていた。 若侍との逢瀬でときめくお時に若侍は「家に帰ろう千草」と告げる。 なんと若侍はお時の異母兄だったのだ。 とたんにお時は「あたいはナメクジと侍は見るも嫌いサッ!!」と叫び飛び出す。 善次郎の手を引いて待合に入り込む。 喉が渇いたというお時に応じて水を持ってくる善次郎の前でお時は服を脱ぎ「あたいやっぱり彫るよ」と言い出す。 いっぱいに開いた窓から雨が降りこむのも気にせず「つめたくって気持ちいいや」というのであった。 江戸っ子っていうのは意地っ張りなんだなあ。…
陰態の家 夢枕獏超越的物語集 (文春e-book)作者:夢枕 獏文藝春秋Amazon20年の軌跡を味わうオリジナル短編集空手家の男、空飛ぶ円盤譚、傀儡師と陰態のもの…… 一冊で夢枕獏のエッセンスをすべて網羅し、 その超越的な創造力を堪能することができる、 短編集・全九編。「踊るお人形」 シャーロック・ホームズが夏目漱石を訊ねて東京に。「人形が投げ込まれると、人が死ぬ」連続殺人事件を鮮やかに解決?「伊右衛門地獄噺」 砂村の隠亡堀の掘立小屋に暮らす伊右衛門のもとに現れた若い男。伊右衛門は暇つぶしに、かつての女房・お岩との一幕を語り始める。「仰向けに這う老人」 小田原の山に取材にいったあとから、身長…
東天の獅子週刊大衆 (11/3号)双葉社Amazon 連載開始と同時に紹介しようと思ってたのだが、こういうの、どうにも自分本位になってしまって「自分がサブスクでまとめ読みをしてるから、紹介もまとめて」になってしまう。 毎週雑誌を買う人もいるだろうにな。まあそれでも第三期の第二話めで紹介出来たんだ、上出来やないか。 東天の獅子東天の獅子週刊大衆 (11/10・17号)双葉社Amazon うちのブログ読んでる人には古武道はかせもたくさんいる。 自分はふわっと、なんか聞いたことあるなー、って流派名だけど、詳しい人は掌を指すように、人物の名前も流派の意味もわかるんだろうな。 そして、話は明治武道興亡史…
般若心経には関心を持っているので、題名と文庫本の表紙の写真に惹かれて、読んでみた。作家は写真家とのコラボで写真入りの本を出すことが多い。写真家の名前が載っていないので、ちょっと奇妙に感じたのだが、掲載写真はすべて著者の撮った写真だった。ネパールとチベットの風景や仏像、建物、人々と生活風景などを撮った写真が各ページに載っているといえる位に掲載されている。蒼空に屹立する雪山、燃え上がる天空に聳えたつ峰と黒くシルエットとなった山脈など、なかなかすばらしい写真が載っている。 文庫本末尾に付された宮坂宥洪氏の解説を読み初めて知ったのだが、著者には「写真家」という肩書もあったのだ。ウィキペディアの「夢枕獏…
こんばんわー約1ヶ月ぶりですね!もう10月!晴明君が死んでしまった月、神無月ですね。神無月と言うのは名の通り神様がいなくなる月です。神様たちは出雲大社に集まるんだそうです。そのことからその地域では神在月と言われているそうです! それと今日やっと英検が終わりました!色々と緊張が解けてすっごい泣いてました笑まだまだ忙しいですが一旦英検が終わったので娯楽に浸ります。 では今回は獏さんの陰陽師、飛天ノ巻(ひてん)の感想を言っていきます。もうすでに女蛇ノ巻も読んでいるですが、もう一度読みたいのでまたいつかの日までです。 【下衆法師】 博雅って結構いいところの出なんだね…醍醐天皇の第一皇子の親玉の子らしい…
こんにちは。 夢枕獏さんの「陰陽師」という本を読みました。 私最近「妖怪学校の先生始めました」という漫画にハマっていまして、それに準じて「陰陽師」という本を買ってみました。動機は少しばかり不順ですが、夢枕さんの本だったのでいいことが重なりました。 結構長いです感想 最初の頃は妖はじ(妖怪学校の先生始めました)に出てくる安倍晴明と本の安倍晴明を投影していたんですが、読んでいくと「安倍晴明」っていう人物に惹かれていきました。とても読みやすく楽しかったです。なんか純粋に楽しめた作品です!! よく出てくる登場人物は安倍晴明と源 博雅(みなもとのひろまさ)です。博雅が源家なの最後の最後で知りました笑(帝…
こんにちは😊🌻⚡ 今日の漢字たち✨ 最近読んでいる本です~😊💕✨