仙波東照宮の拝殿右から女坂を下ると、そこは小さな池と朱塗りの小さな太鼓橋が見えてきます。この太鼓橋は八ツ橋と呼ばれ、池の中央の小島に架けられています。そこに小さな社が祀られ、この一帯は仙波東照宮の葵庭園と呼ぶそうです。 小さな池ですが比較的綺麗な水を湛え小島を取り囲んでいます。小島には朱の明神鳥居が建てられ、その先に鎮座する社はいかにもの佇まいの弁財天厳島神社。大正6年出版の三芳野名勝図会に目を通すが創建時期については書かれていなかった。また、「喜多院東南にあり龍池弁天と云われ、龍神が棲み弁財天女と崇め、竹生島弁財天を模し祀る」とあった、これはここから東南に15分程の龍池弁財天を指しているよう…