読売巨人軍球団歌。
読売ジャイアンツにおいて、球団歌と位置付けられているのは3曲ある。
1939年3月4日、巨人軍マニラ遠征帰朝歓迎野球大会が後楽園球場で開かれた際、アトラクションの1つとして発表。
通称「野球の王者」。歌詞より、当時の時代背景がうかがえる。
作詞:佐藤惣之助、補作詞:西条八十、作曲:古関裕而
1.東海の日出づる國の 逞ましき力をあつめ
巨いなる理想をめざし
進む者、我等ぞ、我等ぞ
意氣はつねに天を呑めり
おおお、勇め、進め 血汐し高く踊るよ2.いくたびか海原越えて 克ち獲たる世界の覇権
輝ける祖國の名誉
擔ふ者、我等ぞ、我等ぞ
意氣はつねに天を呑めり
おおお、勇め、進め 勝利の旗は招くよ3.凡百のチームのうへに そそり立つ不動の巨木
そよ風のはむかふあらば
碎く者、我等ぞ、我等ぞ
聴けやつねに凱歌あがる
おおお、巨人、巨人 巨人われらは巨人軍
初代より10年後の1949年に発表。詞が初めて公募され、15539編の応募の中から選ばれる。
別名「ジャイアンツ・ソング」。
作詞:岡野青志、補作:藤浦洸、作曲:米山正夫
1.わがあこがれは 白き球 真澄の空に てりはえて
みどりの風も さわやかに 「巨人」の旗の なびくもと
若き生命(いのち)は いまもゆる
ジャイアンツ ジャイアンツ われらのチーム
歌えよその名 おお ジャイアンツ2.わがよろこびは 白き球 希望と夢を 抱きしめて
真白く清き ユニフォーム 「巨人」の文字も あざやかに
若きこころは いや高く
ジャイアンツ ジャイアンツ われらのチーム
讃えよその名 おお ジャイアンツ
「闘魂こめて」