九州初のビール会社・帝国麦酒。その醸造棟が建設から100年たった今でも残っています。その内部は年に2回一般公開されます。その一般公開に参加し貴重な内部を見てきました。 (100年以上も前の赤レンガの建物)JR門司駅から海岸に向かい歩くと赤レンガの建物があります。 ここ一体は、かつて帝国麦酒門司工場でした。 (九州初の本格的麦酒工場・帝国麦酒) 国内のビール需要が伸び始めた1912年(明治45年)、福岡県北九州の門司にあった合資会社・九州興業仲介所代表社員の山田弥八郎らが、ビール会社の設立を画策します。 そして当時、門司・大里で製糖・製粉などの事業を展開していた総合商社の鈴木商店(本社・神戸市)…