今年が川崎市制百年とのことで、関連行事が多く行われ、本展もその一環。 「川崎市大山街道ふるさと館」でも展示は行われるよう。 事前告知では「川崎市の100年の歩みを回顧」とされているのでどのような内容かとワクワクしながら足を運べば、何のことはない、会場内の展示はほぼほぼ資料。 写真は六点ほどで、あとは書簡や絵葉書、絵図、プログラム、広報誌など。全体的にやや硬質な見た目も、中には興味深い何点か。 一つは、(複製ながら)大正初期の「味の素(鈴木商店)」の看板。「味の素」の一般販売が明治末なのを考えれば、歴史を刻んだ資料と言えるか。 もう一つは、昭和三十~五十年代の各種チラシ。商店街や店単体のものが八…