絵葉書

青が好き ずっと、自分が一番好きな色は「緑」だと思っていたのだけれど、どちらかと言えば「青」だったということに、今さらながら気がつきました。 だから何？ それがどうした？ と呆れられそうですが、お暇な方はお付き合いくださいませ。<m(__)m> 子どもの頃一番好きな色は「レモン色」でした。 薄いピンク（桜色）も好きだったけれど、なんとなく「（女の子らしい）ピンクが好き」とは言えず、聞かれればいつも「レモン色」と答えていました。 七五三、７歳の時選んだ着物も「レモン色」。絹の光沢も加わったそのレモン色は、特に綺麗な発色だったことを覚えています。 中学生の時はちょっと大人びて「藤色」と答えていたよ…

2月25日『京都新聞』に劉建輝編著『絵葉書にみる日本近代美術100選』（法藏館、令和６年10月）の紹介記事（佐久間卓也記者）が出ていた。日文研の劉教授が「手のひらサイズの美術館」と自負する１冊だという。個別の芸術家の失われた作品の代わりに絵葉書を使う研究者は多いが、文展等の出品作の絵葉書全体に着目した本書は画期的だろう。 拝読すると、「あとがき」に、本書の元になった京都駅でのパネル展*1の開催に当たり資料蒐集の段階から助力・助言をした「寸葉」店主の矢原章氏への謝辞があった。寸葉さんは日文研による吉田初三郎の鳥瞰図蒐集にも協力していたし、大活躍ですね。 文展・帝展・二科展と絵葉書の関係を説明する…

先日帰任後はじめて実家に戻った。 久々の実家は居心地がよいなとおもっていたら、テレビ台のところに絵葉書が数枚おいてあった。 数枚は見覚えのある柄で、よく見ると、うち一枚は、自分が台東の離島、蘭嶼にいった際、現地で絵葉書を購入し、日本にいる家族に送っていたものだった。 蘭嶼で購入した、チヌリクランの絵葉書 あれから半年以上すぎ、自分が台湾から送った絵葉書を再び手にし、不思議な気持ちになった。 蘭嶼にいった懐かしさだけでなく、旅行の都度、絵葉書を買って、毎月一枚は家族に送っていたことそのものへの懐かしさを感じた。 加えて、自分の台湾駐在は本当に終わったのだと、改めて実感したのだった。 蘭嶼の旅行記…

どうもこんにちは、ひこねです(￣ ￣)ﾉ 少し前に、幻の矢沢停留場についての記事を書きました。この記事では、停留場の推定位置は示しましたが、その選定経緯は示しませんでしたね。 というわけで、今回はその経緯を、(私のメモ的に)記していこうと思います。

台湾で仕事をして2年がたとうとしている。 今でこそ、中文はまあまあ使えて、台湾の各県・市の名前と位置がわかるが、私は留学するまで台湾に来たことがなかった。 大学生の時に1年間、国立台湾大学に交換留学をしたのだが、それも中文が勉強できる大学の中で、成績と学部を見て決めたので、渡航するまで台湾のことはほぼ何も知らなかった。 また、今でこそ言えるが、同じく中華圏への留学を考えている人の中に、私が苦手（？）な人がいたことも台湾を選んだ理由となった。その人が、中国の某トップ大学にアプライするという情報を聞き、ならば私は中国ではなく、台湾のトップ大学にアプライしよう、と思ったのだ。せっかく留学したのに、そ…

先日、日本にいる家族に絵葉書を書いた。 いつもは旅行先で買った絵葉書を使うのだが、今回は郵便局に行く直前にそういった予定がなかったので、台北市内の雑貨屋さんで購入した。 よ～くみると、猫の形が台湾と同じ！かわいらしい！ 貓咪的形狀和台灣相同，很可愛。

貴方が色づけた 越前手漉画仙はがきに顔彩と筆ペンで描きました。 恋焦がれる女をイメージしました。 ------------↓以下、絵の説明↓---------------- 女の白黒の世界は想い人の愛でのみ色づく 恋焦がれる心には一輪の鳳仙花 パッと咲いて、花びらが名残惜しく床に散らばる このままじゃ世界は色を失ってしまうから 全て散ってしまう前に再び逢いにきてほしい、と女は願う --------------------------------------------- 個人的に顔彩を使うとテンションが上がる。すご〜く楽しい。 今回は花を描くのに苦戦した。花の絵大好きだけど、難しいな。 ぱっと…