澎湖

澎湖で二日間、食事は澎湖美食毛毛的店にお世話になった。 他のお店に行っても良かったのだが、毎回翌朝が早いためホテルの近くでご飯を済ませたかったのと、一人で入りやすい場所がここだったという理由でリピートした。 メニューが豊富で、一回では食べきれなかったというのもあった。 メニュー 小管麵線は、小型のイカが入った素麺。ポンフーの至る所で見かけるご当地グルメである。 小管麵線 海菜魚丸湯は名産の海藻と魚の団子を一緒にしたスープである。海菜は食物繊維が豊富で健康に良い。 海菜魚丸湯 干貝醬炒飯は、ホタテの貝柱が入った甘辛味付けのチャーハン。煮干しも入ってて、おいしかった！ホタテの調味料がお土産として売…

澎湖にて、観音亭でお参りした後、夕暮れ時の西瀛虹橋を眺めた。 干潮だったぶん、明るいうちに磯を散策しつつ、ベストな撮影スポットを探した。 西瀛虹橋 たくさんの人が夕方になるにつれて橋の近くに集まって、日没の写真を撮っていた。 花火節のシーズンだったので、花火準備の関係で橋は通行止めとなっていたものの、夕陽に橋が映えて綺麗だった。 誰か知らないカップル、ええ感じの雰囲気の写真にしてくれてありがとう。 西瀛虹橋 日没後は橋が虹色に光って、それが水面に反射して綺麗だった。 満潮だったらもっと虹色の面積大きかったのだろうか？ 西瀛虹橋 位置情報

澎湖に行った際、海沿いにある澎湖觀音亭にお参りに行った。 澎湖觀音亭 澎湖觀音亭は、1696年に建てられた後、清仏戦争で壊されてしまい、1891年に再建、1927年に改築された寺院。 1927年（日本は昭和に入った直後）の改築で、ほぼ今と同じ規模になったらしい。 閩南建築の特徴である、つばめのしっぽのような屋根の装飾が綺麗だった。 澎湖觀音亭 燕のしっぽのような装飾 繊細な彫刻 数年前にポンフーに遊びに来た時もここに寄ったはずなのだが、「言われてみればこんな感じいう寺院があったなあ」という曖昧な記憶しか頭に残っていなかった。 dou4hua1.hatenablog.com あの時も楽しかったけ…

澎湖旅行に来た際、馬公にある老街を散策した。 馬公中央老街 4つの水くみ窓があつまった「四眼井」や、めちゃめちゃ狭い「模乳巷」という道（←ネーミングセンスよ）、お土産物屋さんがあって楽しい。 澎湖は海に囲まれていて、飲み水などの資源が限定的だったことから、四眼井などの飲料水を手に入れるための井戸が遺跡として残っていた。 四眼井 模乳巷 イラストw 澎湖には一條根があるらしく、無料体験マッサージ（数分）をしてくれるお店があった。島の中に数カ所販売店があるらしい。 一條根と言えば金門と思っていたので、澎湖でも育つというのは意外だった。 軟膏タイプ以外に、クリームや、液体タイプもあり、船酔いした時に…

台湾の離島である澎湖にいき、南方四島国家公園と、七美嶼をめぐるツアーに参加した。今回の記事では、このうち、おそらく最も有名な写真スポットであろう、ポンフーのダブルハートを紹介したい。 dou4hua1.hatenablog.com ポンフーのダブルハートは、中文では雙心石滬という。 ハート型に岩を並べて、潮の満ち引きを使って魚を捉えるもので、七美だけでなく、澎湖の島々によく見られ、その数は100を超えるらしい（ちなみに、淡水にも似たようなものがある）。 雙心石滬 一度作ったら終わりというものではなく、メンテナンスが必要。 ただ、そのメンテナンスを担う人材不足が近年問題になっているらしい。 雙心…

台湾の離島である澎湖にいき、南方四島国家公園と、七美嶼をめぐるツアーに参加した。今回の記事では、このうち七美のニッチフォトスポットにふれたいと思う。 dou4hua1.hatenablog.com 澎湖は土地の大部分が玄武岩でできており、侵食により面白い形になったものがいくつかある。七美を観光した際、そうした岩がフォトスポットになっているところを、ガイドさんに教えていただいたので、紹介したい。 まずは有名な「小台湾」。台湾本島と同じような形をしている、有名な撮影スポット。 小台湾 続いて、猿の後ろ姿と、犬の横顔（平面）。 猿の後ろ姿と、犬の横顔（平面） 海から見たらこんな感じ こちらは竜の形を…

台湾の離島である澎湖にいき、南方四島国家公園と、七美嶼をめぐるツアーに参加した。今回の記事では、このうち七美の南嶼城にふれたいと思う。 dou4hua1.hatenablog.com 南嶼城は七美ある2階建ての防衛拠点である。 昔、外部からの侵略を防ぐために作られたもので、主な材料は玄武岩だ。 南嶼城 何年ごろのものなんだろうと思って調べてみたけど、ブログ以外のリソースではそこまでわからなかった。 ブログベースの情報も含めると、1770年ごろ、同じく澎湖の望安嶼から七美嶼に移り住んだ陳一族が築いたらしい（このブログは「臺灣地名辭書（卷六）澎湖縣」を引用していたので割と確かな情報っぽい）。 余談…