~はじめに~ 本日ご紹介するのは凪良ゆう著「流浪の月」である。本作は第17回本屋大賞受賞作品で、2022年5月13日に松坂桃李と広瀬すずの主演で映画公開が予定されている注目作品である。ミステリに分類されるものではないが面白かったので感想を述べたいと思う。 以下、ネタバレを含みます。 未読の方はご注意下さい。 ~あらすじ~ ~おもしろいポイント~ ①世の常識に挑む ②巧みな文章表現 ③終盤の驚き ~最後に~ こちらの記事もおすすめ! ~あらすじ~ 我慢をしない自由奔放な母と優しい父と幸せに暮らしていた主人公。しかしその暮らしは突如終わりを告げ、伯母の家で暮らすことに。そこで待っていたのはそれまで…