「子平学は測る学問」と言っても過言ではありません。 命式上の天干と地支の働きは違いますが、測るとは天干の力量の強さを 測る事です。 天干の強さには、旺衰と強弱がありますが通根は強弱を知る道導です。 平岡滴宝先生は、この強弱を何干何支で表しましたが 何干は天干( 十干)の数で、何支は天干に通根して強める地支の数です。 この場合の地支は 滴宝式では、通根は局気を重視した通根節の三合会局と方局、又土は土用を 勤める四位純全の丑辰未戌を採用しています。 天干に通根の地支が命式に無い場合は「無根」等とも言いますが、 よく見かける「無気」とは意味が違います。 < 通根を、強弱だけに使うには勿体ない > 地…