想像力の翼を、ばさぁ~~と広げていったら、「源氏物語」が ここまで奥深く、納得できるんだなぁと、ワクワクしながら読み終えた。 柴田 よしき 著‥‥‥「小袖日記」 漫談のように、笑いをこらえつつ物語を読んだのは久し振り。 「源氏物語」‥‥‥実は昨年の大河ドラマ "光る君へ" を、 ほぼ欠かさずに見てはいたけれど 貧富の差だけじゃない、身分の違いや男尊女卑に、う~~んと唸りながらだった。 そこはこの本では、もしかしたらの物語の展開が、今を生きる女性にとっては 多少、痛快かもしれない。 つい思い出したのは、近年問題になっている "お墓" の存続。 平安の時代に遺体は、一定の場所に "野ざらし" だっ…