こんにちは。終活情報を発信している50代のsyuです。 50代おひとりさまの立場として、不意におとずれる不安。ありますよね。その不安の正体は、やはり「老後資金」だと思うのです。 「いつまで働くのだろう」「年金以外にどれくらいの収入が必要なんだろう」などというのは今まで感じていたことですが、ここ最近より切実に考えるようになりました。 そんな折、ついネットで「老後資金」などと検索してしまうのですが、50代おひとりさまの情報は少なくて・・・記事がヒットしたとしても自分の状況と離れていてあまり参考にならない内容だったりします。 自分の状況に合った老後資金の試算方法はないものだろうか--というわけで、わ…
本日は2022年10月4日、定年退職日まで544日。 今日は老後資金の必要額について考えます。老後の生活費はいくら必要でしょうか?夫婦二人だと最低でも22万円、余裕ある生活だと36万円、単身世帯だと最低で15万円要ると言われますが、実際どうなんでしょう。
本日は2022年10月3日、定年退職日まで545日。 老後資金で最も重要なのは公的年金。私も公的年金をベースに老後のお金を考えています。2021年(令和3年)1月26日時点のデータで作成された「ねんきん定期便」によれば、私の年金見込額は老齢基礎年金781,700円+老齢厚生年金967,489円の合計1,749,189円となっています。
年金繰下げの留意点 私は老齢厚生年金を4年繰下げ、今年から受給を開始しました。 貰える年金額は65歳時点で受給した場合に比べ1.336倍になります。 ただ、年金を繰下げ受給している人はあまりいません。 令和2年度厚生年金保険・国民年金事業の概況 (mhlw.go.jp) 上記厚生労働省の資料によると年金繰下げを選択する人の割合は年々増えていますが、それでも令和2年度で1.0%にすぎません。 上記厚生労働省のPDFより そんな状況を気にしてかどうかは分かりませんが、今年4月から年金の繰延べ開始年齢が75歳迄延長されました。 www.moneypost.jp 5年間繰下げれば受け取れる年金月額は6…
間違って年金を振り込んだと言われ・・・ 昨日、年金事務所に行ってきました。 3月9日に相談に行き、診断書等の必要書類を受け取り 4月13日に再び年金事務所に行き手続きをしようとしたが、戸籍謄本が必要と言われ出直し 年金事務所の対応に呆れた! - リタイアおじさんのシニアライフ (hatenablog.com) 昨日(4月27日)、三度目の年金事務所訪問となりました。 あれやこれやで、最初に年金事務所を訪問した日から1か月半以上かかってしまいまいた。 昨日はまず私の年金繰下げ請求手続きから。 老齢年金繰下げ請求書と老齢年金の繰下げ意思の確認書(過去分の一括受給も選択可能なため意思を確認)を渡して…
まずは私の年金受給手続き 昨日(3月2日)年金事務所に行ってきました。 メインは妻の障害年金等級アップの相談ですが、ついでに私の繰り下げ中の年金受給手続きの相談もしてきました。 まずは私の年金受給手続きから 4年間繰り下げしているので、そろそろ受給を開始したい旨を伝えると 繰り下げ受給するか、繰り下げせず65歳にさかのぼって年金を受け取る(年金の増額はなし)かの選択を聞かれました。 先般のブログに書いた通り、65歳時点で年金受給を開始しない場合は繰り下げ受給以外の選択肢もあります。 年金、65歳の選択 - リタイアおじさんのシニアライフ (hatenablog.com) まとまったお金が必要に…
今月の勉強会が、まもなく開催となります! 4/29(月・祝)に下記の勉強会を開催します。・上手な保険見直し提案を、ライフプランソフトで実践しよう・FP執筆業務で、上手に書くための基本を学ぼう! 会場参加とzoom参加で参加申込された方に、「勉強会当日案内」という件名で始まるメールを別途お送りしました。(録画配信の方へは送っていません。詳細は後の文章をご覧ください) 本日朝11:20ごろ、申込時の登録メールアドレス宛にお送りしました。その「勉強会当日案内」メールで、当日の資料についてご案内しています。Zoom参加の方には、受信に必要なZoomのパスワードもご案内しています。申込みされた方は、「勉…
今月 2024年4月 からの、厚生労働省関係の主な制度変更がまとめられたページが、厚生労働省のサイトに掲示されています。 FPの方に関連あるところでは、年金額の改定、介護保険料の改定、雇用・労働に関する改正があります。改めて改正内容を再確認したいという方には、便利なまとめページです。 他にも医療に関する情報も掲示されていますが、詳しくは下記のURLをご参照ください。 ・厚生労働省関係の主な制度変更(令和6年4月)についてhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198659_00017.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━…
先日、日本学生支援機構から、大学生や専門学校生の教育費に関する統計データ「学生生活調査・高等専門学校生生活調査」が発表されました。2年に1回行われている調査ですが、高校卒業後にかかる教育費について、詳しい分析結果が掲載されています。多くのFPがこの統計調査の内容を引用し、教育費のセミナー・執筆で利用されています。 この統計データは、非常に多様な切り口で、細かく教育費を分析しています。例えば次のような比較・確認ができます。 ・2年前との、教育費の比較・国公立と私立とでの教育費の違い・教育費と学生生活費の金額変化の傾向・自宅通学と自宅外通学とで、かかる費用の差・学生のアルバイト等の収入・保護者の平…
4/29(月・祝)に、午前と午後に分けて、下記の勉強会を開催します。 ・上手な保険見直し提案を、ライフプランソフトで実践しよう・FP執筆業務で、上手に書くための基本を学ぼう! すでに多くの方にお申込みいただいてますが、いよいよ2週間後の開催です。 午前の保険見直しの勉強会では、ライフプランソフトでお客様の家計分析を行い、その結果をもとに保険の入りすぎと保険不足を避けて、過不足のない保険の見直し・アドバイスを実践しよう! を狙いとした内容です。顧客本位の保険提案の考え方を学び、上手に効率よく保険を選定・提案するスキルを身につけられます。 午後の執筆業務の勉強会では、FPとして記事を書くコツや、依…
先日に金融庁から、「偽造キャッシュカード等による被害発生等の状況について」という発表がありました。それによると、キャッシュカードや通帳による不正引き出し被害は年々減少していますが、インターネットバンキングによる被害件数がここ数年で急増しています。 フィッシングサイトを使って、IDやパスワードを盗み取る方法で、インターネットバンキングから預金が不正に引き出される被害が後を絶ちません。多くの詐欺被害が発生しているので、そういった詐欺から守る「資産防衛」の意識を、多くの方に高めてもらいたいと思います。 そのような詐欺で被害にあった場合に、金融機関から補償を受けられる制度があります。しかし今回発表され…
今日は、保険・相続に関連するお話です。 「生命保険の受取人が死亡していないとき、~~~」の表現には、次の2通りの解釈があります。 ■解釈1「生命保険の受取人が死亡していないとき」→「生命保険の受取人が、存命の時」 ■解釈2「生命保険の受取人が死亡していないとき」→「生命保険の受取人が死亡して、不在の時」 解釈1と解釈2で、生命保険金を誰が受け取るかが、全く異なってしまいますよね。 保険や相続に関する説明で、上記いずれかの説明をされる機会があるかもしれません。自分が解釈1の意図で発言しても、顧客が解釈2の意図でとらえてしまうと、誤解を与えることになります。また、複雑な説明をした後になってから、訂…
FP技能士の国家資格試験に関する話題です。 今年4月からのFP3級試験は、従来の紙試験方式から、パソコンで受験するCBT方式に移行しています。さらに来年2025年4月からは、FP2級試験もCBT方式に移行することが、このたび決まりました。 FP技能士の資格試験は、年に3回、会場で一斉に行われるもの、と認識されている方が多いことでしょう。しかし時代は変わりました。これからのFP試験は、試験会場に設置されたパソコンで、好きな日程・場所で受験できるようになります。 CBT方式のメリットは、好きな日程・場所で受験できる点です。(最短で、受験日の3日前に申込が可能です)従来の紙試験とは違い、試験勉強の完…
この4月から、消費税法が一部改正されています。その改正の中で、FPに関連する改正は少なめですが、1つ注意が必要なものがあります。 それは、金やプラチナを年間200万円以上購入した場合、消費税の免税事業者になることができず、またインボイスをきっかけに始まった消費税の2割特例も使えなくなるという点です。これは、過去にあった過度な節税策が使えないように、改正されたものとなります。 事業で金の売買をしているという方、また皆様のお客様で該当する方がいらっしゃれば、この改正点に注意してください。 この改正を含め、国税庁から「消費税法等改正のお知らせ」が公表されています。詳細は下記URLからご覧いただけます…
4/29(月・祝)に、下記の勉強会を開催いたします。・FP執筆業務で、上手に書くための基本を学ぼう! この会場参加者が、定員に達することが見込まれました。たくさんの参加申込をいただき、ありがとうございます! 会場参加者が定員まで残り2名以下となった場合、当勉強会の運営をスムーズに行うため、会場参加からZoom参加への変更に手数料を申し受けるルールを設けております。詳細は、申込前の重要事項(下記ページ参照)でもご案内をしております。https://money-study.net/pay/change.htm この勉強会に会場参加で申し込まれた方へ、個別にメール連絡もしました。会場参加で申し込まれ…
年度替わりとなりまして、新しい改正に関する情報がたくさん出ています。こちらでも、定期的にご紹介していきたいと思います。(ご紹介予定の内容が8つほどあり、順にご紹介しますね) 本日は、相続に関する、やや高度な話題となります。 最近に、相続税に関して以下の改正がありました。・相続開始前7年以内の持ち戻し(以前は3年以内の持ち戻し)・相続時精算課税にも110万円の基礎控除が適用・相続時精算課税制度の利用後に財産が滅失した場合の災害特例が追加 これらの改正において、細かな運用規則、税計算ルールについて国税庁から情報提供がされました。 例えば、次のようなケースが解説されています。 ・相続開始前7年以内の…
国民年金に関する手続きの一部は、現在、マイナポータルで電子申請という形態で行うことができます。役所に行く必要もなく、いつでもパソコンやスマホで手続きを行えて、便利です。FPとして年金に関する情報提供を行う場合は、ぜひ知っておくとよいでしょう。 先日、下記の内容も電子申請が行えるようになりました。・国民年金保険料の口座振替納付・国民年金の付加保険料・国民年金の産前産後免除 徐々にですが、いろいろな手続きが電子申請で行えるようになっています。 国民年金の電子申請の詳細については、下記の日本年金機構のページで確認ください。https://www.nenkin.go.jp/denshibenri_ko…
昨日に続きまして、5月の勉強会のご案内です。5/26(日)に、下記のテーマで勉強会を開催します。 ・年金繰下げし過ぎで損する事例から学ぶ、税と社会保険の負担増 昨日にご案内した「基礎から学ぶ! 65歳以降の社会保険と税金(2024年版)」の応用編・上級編の内容となります。他では学べない貴重な会であったと、過去の参加者からも好評の企画です! 会場参加とZoom参加の、お好きな方をご選択いただけます。申込開始より2週間以内の申込は、特別割引で最も参加費が安くなります。当日参加できない方を対象に、後日の録画配信も行います。 参加希望の方は、お早めにお申し込み下さいね。勉強会の開催概要は、下記のとおり…
新たな勉強会の参加申込を開始しましたので、そのご案内です。5/26(日)に、下記のテーマで勉強会を開催します。 ・基礎から学ぶ! 65歳以降の社会保険と税金 老後に関するアドバイスをするFPも増えてきましたよね。でも、老後の老後の年金、社会保険制度、税制はなかなか複雑で、細かい点はFP試験でも勉強しない領域です。相談やセミナーで、その説明に悩むFPも多いですよね。 そこで、その不安を解消し、自信をもってアドバイスできるスキルを身につけたい、というFP向けに開催するのが、今回の勉強会です。昨年度も多くの方にご参加いただきましたが、昨年度の内容をさらに拡充し、最新の制度に基づいてブラッシュアップし…
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