他人丼専門店・友々家の店長達のお話。 それぞれ年齢も性別も勤務地もバラバラだけど、同じチェーン店の店長としての想いや葛藤や人生が描かれている作品。 店長同士にほとんど繋がりはないのだけど、本社の霧賀久仁子と2代目社長が全編に関わってきていて物語は進んでいく。 基本的には日常。ほんとにどこにでもありそうな日常。 でもやっぱりどんな人にもそれぞれドラマがあるんだなぁと思わされるし、その小さな心の変化とか言い表せない苦悩とかに読んでいて惹き込まれました。 大きくではないけど、それぞれが少しだけ前に進んでいき、これからも紆余曲折あるだろうけど全員の明るい未来を願わずにはいられないような作品だった。 以…