画像出典:世界の民謡・童謡 やや季節外れの感もある歌をネットで聞いて、ふと小学生時代の恩師を思い出すことが、最近にあった。もう恐ろしく古い話である。 わたし達、田舎の小学校はどの学年も二クラスで、5年生の担任はこの恩師であった。 恩師は、音楽が得意で運動の方はからっきしだったので、体育の授業は生徒たちの自主性に任せっきりであった。今でなら到底考えられないことだが、その頃の体育の授業には、カリキュラムなどはなかったのかも知れない。 恩師は、生徒たちがソフトボールをしたりゴム縄跳びをしたりしているのを、穏やかな目で見守ていた。そして前に張り出した太鼓腹をポンと叩いて、思いがけずも歌を歌い出した。わ…