私がいつも利用しているさいたま市中央区の与野図書館では、毎月、テーマを決めて本を集めたコーナーがあり、帰りにたまたま目についた2冊、玉井哲雄千葉大名誉教授(東大卒)の『日本建築の歴史』(河出書房新社;ふくろうの本)とイギリス・ハル大学客員教授ローランド・エノス著の『「木」から辿る人類史』(NHK出版)を借りてきました。 今、スサノオ・大国主建国論のまとめに集中しなければならないですが、返却期限がきているのでざっと目を通しましたが、「アッと驚く為五郎」(古ッ!!!)でした。 縄文・古代史や宗教論・文明論にも関わりますので、玉井氏建築説の批判をメモしておきたいと考えます。 1.建築=宗教建築起源説…