間欠強化効果とは、オペラント条件づけにおいて、毎回強化子(報酬などの刺激)を与える連続強化よりも、ときどき強化子を与える部分強化の方が学習の消去(抑制)が起こりにくい(消去抵抗が大きい)こと。 例えば、ハトにキーを押すという行動を学習させようとします。連続強化では、ハトがキーを押すたびに餌を与えます。すると、ハトはすぐにキーを押す行動を学習します。しかし、消去テストをすると、餌を与えられなくなると、ハトはキーを押す行動をすぐにやめてしまいます。 一方、部分強化では、ハトがキーを押すたびに餌を与えるのではなく、一定の割合で餌を与えます。例えば、5回押して1回餌を与える、といった具合です。すると、…