「彼岸潮」(ひがんじお)とは、 春と秋の彼岸の頃に発生する大潮のことで、 この頃は潮の干満が一年で最も大きくなると 言われています。 なお単に「彼岸潮」と言うと 「春の彼岸潮」を指します。 海面が上がったり下がったりすることを 「潮の満ち引き」または「潮汐」(ちょうせき) と 言います。 「潮の満ち引き(潮汐)」する現象は、 主に「月の引力」が海水を引っ張るために 起こります。 月は地球の周りを回る時に、 月がある方の海は、 月の引力に引き寄せられて盛り上がるので、 「満潮」となります。 一方ちょうど反対側にある海は、 月に引き寄せられる力は弱くなりますが、 海水が取り残されて こちら側も「満…