御稜ナグサ物語。大切な人を助けられなかったことがトラウマとなり自己肯定感を喪失した少女を救う話。 御稜ナグサは紛争調停委員の副長として委員長(アヤメ)を支えてきたが彼女の救出に失敗し深く自責する。 自分の無力感を痛感したナグサは右腕を負傷したこともありすっかり自信を喪失し自己否定的に陥ってしまう。 これまでの自分はアヤメの隣にいられるように優等生を演じてきただけだとウジウジしまくることになる。 そんなナグサに対し先生の説諭が炸裂!人は誰しもペルソナを被って生きておりそれもまた自分なのだと説く。 例え演じてきた自分だとしてもその過程で身につけた実力や人間関係は本物であることを知らしめるのである。…