心に残る店員さんといえば、ある大都市の大通りにある、少し高級なブティックの店員さんです。 今から20年近く前、私はその大通りに面するオフィスで働いていました。子供が小さかった私は、ストレスが溜まって気晴らしをしたくなると、昼休みにそのキラキラしたブティックに行っていました。 かといってそんなに毎回たくさんの洋服を買えるはずもなく。 それならなぜそこに通っていたかというと、店員さんと馴染みになったから、そして貴重な時間だったからでした。 レアサイズの私にとって、ぱっと入った店舗に自分にぴったりとサイズの合う服の取扱いがあり、しかもデザイン、価格ともに満足できるというケースはほとんど偶然のラッキー…