今日は休日だった。今朝、いつものようにイオンに行きそこで三木那由他『言葉の風景、哲学のレンズ』を紐解く。お供はコーネリアスの傑作アルバム『POINT』だ。この本は実に豊富に、たくさんの哲学的なアイデアのヒントを授けてくれる本として重宝している。今回の読書ではこんなことを考えた――ぼくはいま、ネット上で自分のことを「踊る猫」(英語圏では "throbbing disco cat")と名乗っている。もちろんこれは実名ではない。だけど、人はそんなふうにぼくのことを呼ぶ。それに加えて、ぼくはこの絵をアイコンとして使っている。だからある意味では、ぼくは自分のパブリック・イメージを作り出したと言ってもいい…