渋谷のユーロスペースでおこなわれている“篠田正浩監督生誕90年祭「夜叉ヶ池」への道” 続けて心中天網島を観てきました。(1969年公開) 治平が吉右衛門。小春とおさんが岩下志麻となれば、行かずばなるまいて。 岩下志麻がおさんと小春の二役 吉右衛門の濡れ場 黒衣の存在の理由3つ 黒衣は、監督自身 黒衣は、小春治平の心の葛藤 黒衣は、許さない社会の目 岩下志麻がおさんと小春の二役 眉をそり、鉄漿をした人妻であるおさんと、しどけない遊女小春の二役。ああ、どっちも岩下志麻にやらせたいと思ったのでしょうね、監督は。真逆の二役を岩下志麻が演じています。 おさんは、生活そのもの。小春は非日常そのもの。岩下志…