究極名法への通達(到達) 真正に、異なる種類の究極色法を知見した後、あなたは、更に一歩進んで、究極名法を了知し、かつ照見することができるが、それはすなわち、名業処 (Nāma-kammaṭṭhāna)の修習である。 我々は、六依処または六根門を通して、名法<注52>を識別することができる。 ただし、あなたはすでに、根門を通して色法を識別したのであるから、《清浄道論》では、あなたはまた、同様の方法でもって、名法を識別するべきであると言う: 「彼は斯くの如くに、門を通して、色の摂受するが、それはすなわち、非色が鮮明になる事でもある。」(Vm.664)。 復注では、更に一歩進んで、門を通して、名法を…