ジャニーズ性加害問題でジャニー喜多川氏が問題の大元である事に間違いはないが、彼一人の力では到底実行できなかった事実を忘れてはならない。 この問題でテレビやジャーナリストが「報道しないですんませんでした」とやっているが、そこは本丸ではない。彼らからすれば「報道しなかった責任」の追及だけで済めば御の字だ。 「テレビに出してやるから○○しろ」 ジャニー氏の少年らに対するこの取引を実現させるには、テレビにしろ映画にしろ広告にしろ雑誌にしろ、出演させる側の協力が必須である。ジャニー氏がいくら事務所の少年を出したいと言っても、出す側が断ればそこで終わりなのだから。 人選する側が良識を働かせて「数十年前から…