先日の神保町古書祭りで手に入れた、荒川洋治著「読むので思う」を読んでいる。 読むので思う 作者:荒川 洋治 幻戯書房 Amazon 装丁のデザインに違わず、文章としても肩ひじ張らずに読めるものが多い。 著者が2007~2008年頃に発表したエッセイから66編を収めている。1編あたり3~5ページと短めなので、キッチンとリビングの間のスペースにぼん、と置いて通りがかりに、作業ついでに、という感じでちらほら読んでいる。 本のこと、読書のこと、思考や書くことに関するものがほとんどで、読むうちに考えがふくらんできたので話していく。 カバーがなかったのでとても安かった。これはこれで良い。 読むので思う 「…