「あの人は他人に興味がない」というと、批判的に聞こえるのはなぜだろうか。 例えば、「あなたって他人に興味がないよね」と言われると、なんだか責められているような気持ちにならないだろうか。思わず「そんなことないですよ!」と、あくせくしながら否定したくなる。 これは、「人は、他人に関心を持ちましょう」という、不文律というか、みんなの暗黙の了解があるようにも思う。 しかしはっきり言おう、他人に興味のない人間は一定数いる。しかもそれは生まれつきで、本人の責任ではない。そして、他人に興味のない人間も、十分に他人とうまくかかわり合いながら生きていける、はずである。 最後言い切れなかったのは、まだやりきってな…