最果タヒ『恋人たちはせーので光る』を読みました。 詩の読み方がわからない。 詩 ①(文学の一形態として)自然・人情の美しさ、人生の哀歓などを語りかけるように、また社会への憤りを訴えるべく、あるいはまた、幻想の世界を具現するかのように、選び抜かれた言葉を連ねて表現された作品。 『新明解国語辞典』第七版 詩はわかりにくい。説明する為の手段ではない。おそらくだけど。 わからないので、私は「わからないということ」に苛立ち、そんな自分を幼稚だと思うことで詩から遠ざかろうとすることも幼稚だと思ってしまって無限ループに陥る。 その連鎖を断ち切るにはとにかく詩に触れるしかなく、また、楽な気持ちで付き合うという…