昨日書いた感情を引きずって、今日も度々泣きそうになっている。観なければいいと思うけど、メディアが投下してくる様々な情報に心ぶん回されてばかりだ。ただ、「お気持ちは」と訊いた例の記者、あれだけは解せぬ。心を鬼にすることはあっても、心無いことをジャーナリズムに擦るのだけはやめてくれ。本当に。そこに映し出されたものがひとつの「親より先に死ぬべきではない理由」だとして、自身に適用されないとしても、胸が痛い。あんな小さな箱に納まって、あの美しい声はそこにはない。 私は、怒涛の涙を流そうが、彼女を人間を世界を寂しく愛しく思おうが、現世にこうしてのほほんと生きてしまっている。感情は慌ただしくとも、なんら変わ…