『珈琲店タレーランの事件簿7 悲しみの底に角砂糖を沈めて』読了! 岡崎琢磨さんの最新刊『珈琲店タレーランの事件簿7 悲しみの底に角砂糖を沈めて』を読了しました。 先日お伝えしたように、今回は短編集。 京都の町の風情を活かした物語の構成や、純喫茶タレーランの雰囲気、美星、アオヤマ、藻川、シャム猫シャルルといった登場人物のキャラ設定等、シリーズが進むにつれて随分と洗練されてきた感があります。 ただ、トリックを解明していく段になると、著者である岡崎さんの「強引さ」が非常に目立つ場合があり、それがシリーズの中で改善したり悪化したりを繰り返しているということが気になっていました。 しかし…。 今回はスト…