主人公の過去のトラウマ(祖父による孤独の呪縛)が明らかになる話。 根暗陰キャぼっち眼鏡の雨宮夕日の人格形成には祖父が大きな影響を与えていた。 夕日の父親は刑事であったが死亡し、そのことで祖父は人間不信となったのである。 それ以来祖父は夕日に誰とも関わらず孤独に暮らせと呪縛をかけたのである。 その呪縛の象徴である鎖は、三日三晩鎖で縛られ閉じ込められたことに起因していた。 夕日は少女を主と見なし祖父の鎖の代わりに自分を縛ってもらおうと縋りつくが拒否される。*祖父の呪縛から逃れる手段として少女への服従に縋る根暗陰キャぼっち眼鏡が見どころ 祖父の呪縛によるトラウマに苦しめられる雨宮夕日 以下にして雨宮…
地球滅亡を防ぐ戦いへの参加の代償に健康を手にしたホスピス少女が地球を自分で砕こうとする話。 昔完結した作品を令和の力でアニメ化するシリーズ。ゼロ年代後半にアワーズで連載していたような記憶がある。 作品の前半は根暗陰キャ眼鏡の雨宮夕日が人を信じるなという祖父の呪縛から解放されるまでがメインとなる。 中盤は戦いへ参加する騎士たちの青春群像劇となり夕日は兄貴分的なポジションへと移行していく。 終盤は時間遡求と過去遡行などのSF展開となり、最終的に地球の破滅を願うヒロインを転向させハッピーエンド。 個人的には主人公の夕日が色々と藻掻いていた前半から中盤あたりが好きだったような気がする。 令和の力でアニ…