第10話変わり果てた世界の中で ナーカルの話が集中的に描かれた事で過去に何が有って、現世へどう繋がっているか朧気ながら見えてきた印象。行き詰まりを見せた神話の世界、対立する家柄の二人… 特にナヌークとセドナの関係はまるで『ロミオとジュリエット』を思わせるものがあるね。太陽と月として相容れない筈だった二人は惹かれ合い、判り合った けれど、これが1万2千年前の物語であるならば現世に繋がる悲劇として終わってしまうわけで ならば本作は過去の悲劇を乗り越える事にこそ要点が有るのかな どうやら前回ラストはサッコ達が神話宇宙に旅立ってから3ヶ月経過していたようで。なら、トシは突如イタイ感じになったのではなく…