氷点三浦綾子角川文庫昭和57年1月30日初版発行 佐藤優さんの『未来を生きるための読解力の強化書」で中学3年生への講義の題材として、三浦綾子さんの『塩狩峠』が用いられていた。 なんとなく、三浦綾子さんの本が読みたくなったが、『塩狩峠』は、あまりにも悲しい話なので、『氷点』を図書館で借りてきた。文庫本で(上)(下)。 読み始めたら止まらなくなってしまった。珍しく、夜ふかしまでして読んでしまった。しかし、なんなんだこの本は。最後は涙と鼻水でぐちゃぐちゃになって、ひどい顔になった。 ひどい。ひどすぎる。なんで、こんな話を書いたのだ???と思うくらい、ひどく意地悪な人と、ひどくまっすぐな人。 どうやら…