愛情という名の支配―家族を縛る共依存 作者:信田 さよ子 海竜社 Amazon 『愛情という名の支配 家族を縛る共依存』信田さよ子著を読む。 作者を知ったのは、晶文社のホームページの今“プチ家出のすすめ”一生との対談だった。その対談内容がとてもするどくて、著作を読んでみたいと思った。『アディクションアプローチ』が欲しかったんだけど、なくって、本書を手にした。結果は、うーむ。である。 とっても内容が重たい。重たいじゃないか。ひしひし伝わるか。であるからして、一章ごとにゆっくりと読むことにした。各章を読み終えるたびに、頭の中に、いろいろなものがふつふつと沸いて来るのだ。 「共依存」とは「不幸でいな…