中央快速線は東京の玄関口である東京駅を起点に、副都心の中心地である新宿を経由し、高尾駅までを結ぶ路線です。この路線は都心と多摩地域を結ぶ重要な路線であり、朝夕のラッシュ時を中心にどの時間帯でも利用客の多い路線です。 そのため、ラッシュ時は輸送力を確保するために1時間に約29本、すなわち2分に1本の間隔で列車を運行する離れ業を使っています。 今回はこの輸送力の確保を可能にしている中央快速線の秘密をご紹介させていただきます。 ラッシュ時には1時間に4万人以上の利用がある中央快速線 これだけ大勢の乗客を輸送するのはそう簡単なことではない ※画像:Wikipedia ①交互発着が行われる駅がある 中央…