四国でうどんというと讃岐うどんがまず浮かびますが、今回、それだけではないのだよと教えてもらいました。その名も、「なるちゅるうどん」という鳴門ローカルなうどん。 写真が、天ぷらうどんのなるちゅるうどんのなのですが、いたってシンプルで飾らない、けど美味しいうどんです。 これがなるちゅるうどん 鳴門うどん研究会によれば、 徳島県鳴門市は藩政時代から昭和後期まで広大な塩田地帯でした。当時、塩田で重労働作業をこなしていた労働者たち向けに、柔らかく食べやすい食事として提供されたといわれています。それ以降、地域に根付いた食事となり、地元の人々に愛されてきました。2000年代に入ると、徳島県の写真家・中野晃治…