「ああ、悪夢だ・・・」 2回も採血に失敗し、しかもこれから何度も針を刺されるかもしれないと思うと、恐怖の何物でもありませんでした。 前回の続きです。 pilgrim1969.hatenablog.jp しばらくして、先ほどのO先生と看護師のAさんが、若い先生2人を伴ってやってきました。 一人は先ほど手術内容の説明をして、書類のやり取りをした、高中正義似のM先生と、初めて会った、なんとなくTOKIOの城島茂に似たT先生でした。 O先生が言いました。 「患者さんの血管がかなり細くて深いところにあるようで、なかなか見つからないんですよ。」 M先生とT先生は左右に分かれて、それぞれの腕をさすったりして…